2011年8月6日土曜日
PIAGGIO MP3 を試乗してみた
クルマ通勤よりもエコなバイク通勤。
スーツでも乗る事ができるバイクは無いかと思い、PIAGGIO MP3 を試乗してみました。
お邪魔したのは横浜にある丸富オートさん。
前日に電話して試乗車を用意していただきました。
試乗したのは MP3 FL という旧モデル。
このバイク、前は二輪で後ろは一輪なんです。
以前は二輪免許では無く、普通自動車免許で運転することが出来たのですが、今は法改正により二輪免許が必要だそうです。
私の場合は四輪も二輪もどちらの免許も持っているので問題はありません。
空地で試乗させてくれるそうなので、
持参したヘルメットを持ってお店の方について行きます。
このバイク、見た目は三輪なので安定感があるように想像しますが、ぜんぜん違います。
普通のバイクと考えた方が良いです。
移動するため押している最中も手を離すと普通のバイクのように倒れてしまうそうです。
車体は普通のスクーターより重いので起こすのは大変でしょうね。
スイッチ操作によりフロントサスが電磁的にロックすることが出来ます。
走行中でも低回転であれば(斜めの状態でも)ロックすることが出来るそうです。
信号待ちなどはその前にロックすれば足を付かずに停まる事が出来ます。
さらに、サイドブレーキが付いているのでそのままの状態で停車する事が出来ます。
ただ、電磁ロックであるため長期間停車する場合はバッテリーが上がってしまうそうです。
スターターを廻してエンジンを掛け、サイドブレーキ解除、ロックを解除して走りだします。
うーん、普通のビックスクーターだ。
特に感動はありません。
倒し込みに抵抗感があるのと、やはりフロントヘビィーな感じがします。
運転は慣れが必要なようです。
バイクに乗ることが出来るのなら別に問題は無いでしょう。
しかし、自動車とはまったくの別の乗り物です。
お店の方にこのバイクの購買層を聞いてみます。
すると、年齢層は高く、
やはりサイドカーやトライクからの乗換えも多いそうです。
ただ、安定感があり倒れないバイクだと思って問合せをしてくる方も多く、
試乗すると転倒する方も多いそうです。
本国イタリアでは自動車免許の方でも乗れるため、四輪免許の方の二輪入門車種なのでしょう。
日本の過保護な環境だと四輪の方の運転は危険と判断されるでしょうねえ。
ビックスクーターだけど前が二輪なだけの印象です。
シート下からリアがトランクスルーになっていますが、フルフェイスメットは入りません。
ジェット位でしょう。ある程度、長尺の荷物は入るでしょうが容量はあまりありません。
あまり中古車は流通していないのと、
実は現在特別価格でニューモデルが販売されているため、旧モデルの中古より新モデルの新車の方が安いという逆転現象が起きています。需要供給と円高ユーロ安の影響などもあるのでしょう。
MP3 LT 車両価格 ¥498,000円(2011年8月現在)
諸経費入れて 約¥60万弱です。現在の在庫しかその価格での提供は出来ないそうです。
オプションで風防やリアボックスがあります。
デザインはとても面白いですが、
欧州で四輪乗っている方が二輪に入り易くするための車種という感じですね。
面白いバイクと言えば、タイのタクシーであるトゥクトゥクも売っているお店がありますよ。
ご興味がある方は是非!!
買ったらレポをお願いしますね。
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